診断、そしてネジ。
こんにちは。
今回は、待ちに待った診断結果のお話です。
前回の精密検査の日から約1か月後でした。
何を細かく説明されるのか、ドキドキしながら先生の部屋へ…
結論から言うと、お話は5分ほどだったかと…!!!笑
(うちの先生、いろんなことに時間をかけない、あっさりしたタイプみたいです。)
診断の結果としては、私は、
- 目立った虫歯はない
- 顎が小さいために叢生、出っ歯になっている
- 顔の骨の中心は正常値だが、前歯の骨が出ている
- 顎の位置がやや下がっている(噛む力が弱い人に見られる)
これからの治療方針については、
- 上下の第一小臼歯を計4本抜歯する
- アンカースクリューを2本打つ
- 結果として前歯を7.5ミリ下げることを目指す
といった感じのことを、レントゲン写真とセファロ分析(以下画像参照)の結果表を示しながら教えてくれました。
※画像は私の数値ではありません。
そして!なんとその日に「もうアンカースクリュー打てますよ」と言われました!!
頭の中になんとなくあったアンカースクリュー。しかし私も打つかは分からないし、心の準備をしてから打つものだと思っていたので、少しびっくりしました。ですが、特にそのあと大事な予定があったわけでもなく、どのみちまた来院しないといけないなら…と思い、その日に打つことにしました❗️
ここで捕捉【アンカースクリューとは】
出っ歯の人によく使われるもので、前歯を効率的に後ろに下げるために使われます。上顎や、上の歯の5番目から7番目にかけての歯茎の骨に打ち、そこを支点に前歯にゴムをかけて後ろへ引っ張ることが多いです。
打たなくても歯は下がりますが、ワイヤーがつくと、作用反作用の力により後ろの歯も前に動いてしまいます。それを防ぐためにも効果的な、言わばネジです!
アンカースクリューが広く使われるようになってまだ数年の歴史ですが、今は一般的に多くの症例で使われるみたいです。それまではヘッドギアなどがこの役目を果たしていたものと思われます。
先生の話を聞き終え、心の準備もないままに、いざアンカースクリューを打ちました。
- まず麻酔
(右)ややチクッとした (左)ほぼ無痛 ⇒ なじむまでそのまま待つ…
- 右からネジ打ち(右上6と7の間)
最初に歯茎にドリルで小さな穴を開け、そこにネジを回し入れます。図工ですね。
痛みはほとんどなかったですが、けっこうきつく締めるんだなあという印象。
先生曰く、打ってみるとその人の骨の硬さがわかるらしく、「ちょうどいい硬さですね。抜けにくいと思いますよ。」と言われました。
- お次は左にネジ打ち(左上6と7の間)
右同様に入れてゆく。こちらも特に痛みは感じませんでした。麻酔のおかげ。
「やや骨が柔らかいですね。ちょっと抜けやすいかもしれません。」と言われました。
これでおしまいです。両方打つのに5分か10分で終わったと思います(早っ)。
ボルタレンを処方してもらい、調整費だけ払いこの日は終了。
その日は口の中に違和感はありましたが、耐えられない痛みでもなかったので薬は飲みませんでした。ご飯も普通に食べられましたが、ジーンとするような鈍い痛みと、取れるのでは?という勝手な恐怖心から、硬いものや大きいものは避けました。お風呂も入り、夜もぐっすりでした。
しかし、悲劇は起こります…!(大袈裟?)
それについては次回書きます。。
では今回はこの辺で😊